ドジャースのリリーフ左腕、アレックス・ベシア投手(30)が3月に開催されたWBCの米国代表を辞退した理由を23日(日本時間24日)、ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」に明かした。
「ここ2年間、『プレーしたい。プレーしたい。プレーしたい』とずっと言い続けてきました。米国代表チームというのは、いつもすごく魅力的な存在でした。10歳以下、12歳以下、15歳以下など、どの年代のチームにもトライアウトを受けましたが、どれも実力不足で、代表入りに近づくことすらできませんでした。米国代表でプレーしたかった」。かねてより代表チームに出場を直訴してきたというが、返ってきた言葉は素っ気ないものだったという。
「代表からは『せいぜい控えにすぎない』と言われました。それ以上は何もありませんでした」。
すぐに家族と相談し「『今シーズンは僕たちにとって非常に重要なシーズンだから、中途半端な立場ではダメだ。全力で取り組むか、完全に辞退するかのどちらかだ』と決めました。最終的に、僕は代表入りを辞退することにしたんです」と続けた。
結局、米国代表は救援左腕に同僚のクレイトン・カーショー、ギャレット・クレービンジャー(レイズ)、ゲイブ・スパイアー(マリナーズ)を選出。シーズンに集中したベシアはここまで10試合に登板して8回2/3を投げて2セーブ3ホールドで防御率0・00と完ぺきな成績を残している。
「春季キャンプ開始からシーズン開幕戦までの私のプレースタイルを考えると、WBCが途中に挟まっていたら、状況は大きく変わっていたでしょうし、プレーの進め方にも影響が出ていたと思います。春季キャンプ、キャンプの試合、そして今シーズンの最初の1か月を振り返ってみると、今回の決断は正しかったと思っています」と未練はない。
同メディアは「米国代表はWBC決勝で敗れたが、ベシアのような頼れる投手がいればどれほどの成績を残せたかは定かではない。しかし、2026年シーズンの彼の好調ぶりを見ると、米国代表が優勝を逃した可能性を示唆している」と解説した。












