今、もっとも注目を集めるスラッガーと言えば、アストロズのヨルダン・アルバレス外野手(28)に違いない。打率3割4分7厘、11本塁打、26打点とア・リーグ3冠を独占しており、全体でもすべてトップの数字をマークしている。
キューバ出身で2019年にメジャーデビュー。193センチ、108キロの巨漢ヒッターで21年から24年まで4年連続で30本塁打をマークした。24年にオールスター出場を果たしたが、昨年は右手第4中手骨の骨折の影響で48試合の出場に留まった。
復活を遂げたアルバレスにチームメートのスター選手、カルロス・コレアは「正直言うと今年のヨルダンは私がこれまで見てきた中でバリー・ボンズに最も近い存在だ」と米メディア「アルバット」に力説している。強烈なコンタクト力はもちろん、特筆すべきは三振の少なさ。ホワイトソックスの村上が10本塁打(2位)で35三振しているのに対し、アルバレスは11本塁打でわずか11三振しかしていない。
同メディアは「三振が極めて稀なのはこの世のものとは思えない選球眼に基づいている。一塁が開いている時に必ず敬遠されるのもボンズ流の扱いだ。リーグで相手投手にこれほど恐怖を与える選手は他にいない」とボンズと比較するコレアの主張を裏付けているとした。昨年はマリナーズのローリーがヤンキースのジャッジを凌ぐ本塁打量産で台風の目となったが、今季はアルバレスがMLBを席巻する存在になるかもしれない。












