投打に活躍を見せた。広島・床田寛樹投手(28)が17日のDeNA戦(横浜)に先発し、6回2/3を投げて2安打1失点の好投。自身が目標としていた前半戦の8勝(2敗)を達成し、リーグトップと自己最多に並んだ。チームは5連勝で貯金を9に積み上げた。

〝本職〟の投球では初回に1点を先制されたものの、その後は粘って得点は与えなかった。また打撃と走塁でも存在感を放った。相手先発・バウアーから2安打。まずは5回先頭で追い込まれながら151キロ直球を右前へとはじき返した。

 続く上本の二塁打で三塁へと激走した床田は、野間のゴロの間に同点のホームを踏んだ。さらに7回先頭でも右前打と相手失策で一気に二塁まで走った。二死から秋山の右前打で、二塁から再び激走して勝ち越しのホームへ滑り込んだ。

 そんな床田が今年、ひそかに掲げている打撃の目標がある。それが「打率2割、1本(塁打)」だ。この日の2安打で、ひとまず打率は2割4分まで上昇した。そしてプロでは一度も打ったことがない本塁打には憧れがあるという。

 ただ、アマチュア時代を含めても「柵越えは高校の時の1本しかない」という床田だけに、高い目標だというのは自覚している。それでも「打席に入ってる時は楽しい」と目を輝かせる左腕は、虎視眈々とプロ初本塁打を狙っている。