ロッテ・佐々木朗希投手(21)が5日の西武戦(ZOZOマリン)で8回106球を投げ5安打無失点11奪三振の力投。2―1の勝利に貢献し、6勝目(2敗)を挙げた。ストレートの最速は162キロ。今季7度目の2桁奪三振をマークした佐々木朗は、両リーグ最速で大台をクリアし、計107奪三振とした。
初回、外崎、源田の〝初球奇襲攻撃〟にも慌てずマキノン、中村、高木渉のクリーンアップを三者連続三振斬りでこのピンチを脱する。「(初回のピンチは)ヤバいと思ったんですけど頑張りました。(最終的に)長いイニングを投げられたのでそこはよかった」と語った佐々木朗はその後も要所でギアを上げ、三振の山を築いた。
90球を超えた7回終了時には、黒木投手コーチから意思確認を求められ、当然のように続投を志願。今季初めて8回のマウンドに上がり、初回に〝奇襲〟を掛けられた外崎、源田を159キロ、161キロのパワーピッチングでねじ伏せた。
6月11日の広島戦以来の白星となった佐々木朗は「ここ最近、ふがいない投球が続いていたので、今日は無失点に抑えられてよかった。(奪三振に)こだわりはないんですけど、取れる時に取れるように頑張っています」。吉井監督は「立ち上がり、ちょっとピンチになってそこを三振3つで、結構ギアを上げて投げたのでどこまで持つかなと思ったんですけど、8回まで投げてくれました。(9回は)いつもより疲れている感じだったので反応は良くなかった」と降板理由を語った。
ピンチでギアを上げれば完全無欠の投手に変貌する〝令和の怪物〟。165キロ右腕を追い掛けるメジャースカウトは「初回のピンチでは全て三振を狙っての3奪三振。持っている球種はもちろん、ここぞという場面で彼の闘争心が強く表に出てくるようになってきた。それこそが勝負に勝つために最も大事なエネルギー。今の彼の闘争心は打者を圧倒している」と評価。そのメンタル・コントロールを絶賛していた。











