巨人は13日の西武戦(ベルーナ)を2―1で接戦を制し、連敗を「2」でストップ。セ・リーグ首位を守った。

 打線は初回、交流戦好調男・松本剛が一死走者なしから右前打を放ち、二死二塁でダルベックが適時二塁打で先制点を奪った。その裏に同点に追いつかれたが、2回に12日に一軍昇格したばかりのリチャードが今季初打席に立ち、相手先発・隅田の初球を見送ってから2球目、148キロの内角直球を捉えた。打球は左中間スタンド中段へ届き、決勝打となる今季1号の復帰弾でチームを勝利に導いた。

 先発したウィットリーは初回は先頭・カナリオに左前打を浴び、滝沢の犠で一死二塁。長谷川から2つめのアウトを奪うも、4番・古賀に同点の適時中前打を浴びた。立ち上がりこそ相手に得点を許したが、以降は6回まで1安打しか許さない好投で4月17日以来の白星を挙げた。

 橋上監督代行は「同点に追いつかれてもすぐに勝ち越せたっていうのは、非常に大きかったんですよね」と同点から相手に主導権を渡さなかった展開を勝利の要因として挙げ、リチャードを「ああいうものを期待してますし、本人もそういうものが自分の特徴っていうのはもう重々承知してますから。十分に今日は期待に応えてくれましたね」と称賛した。

 さらに「ご覧のようにセリーグはかなり劣勢というか、厳しい戦いを強いられてますんで、最後に〝セの意地〟じゃないですけどもね、そういったものをしっかり出出せればという風に思いますし、それによって選手もこの後のペナントレースにいい弾みがつくんじゃないかなという風に思います」と、交流戦ラストゲームに向けて意気込んだ。