新日本プロレスの「NJPW STRONG」日本初上陸となった4日後楽園ホール大会で、エル・デスペラードと葛西純(48)がジョン・モクスリー(37)、ホミサイド組を壮絶な激闘の末に下した。

 STRONGの舞台で実現したデスペラードと葛西の超刺激的初タッグ。大荒れ必至の反則裁定なしのノーDQ戦のリングにホミサイド、デスペラード、モクスリーの順番で入場し、最後の葛西の入場曲「DEVIL」が鳴り響くと、会場のボルテージはいきなり最高潮に達した。

 イスや竹刀のみならずカミソリにフォークと無数の凶器が持ち込まれたリング上は、早々に4人が流血する大乱戦に。一進一退の攻防からホミサイドを孤立させると、葛西のパールハーバースプラッシュからデスペラードがピンチェ・ロコをさく裂させる。

 間一髪でカットに入ったモクスリーに対し、葛西は何と竹串を頭部にブッ刺して撃退。再びホミサイドと対峙したデスペラードは急所攻撃を浴びながらも、リバースタイガードライバーで逆転に成功する。最後はスチール缶へのピンチェ・ロコで激闘に終止符を打った。

モクスリー(右)に毒霧を吹く葛西
モクスリー(右)に毒霧を吹く葛西

 試合後のリング上でデスペラードからマイクを手渡された葛西は「デスぺ! やっちまってから言うけどよ、キング・オブ・スポーツ、新日本プロレスのリングでこんなことしてアリ? しかしな、賛否あると思うけど、今のお客さんの歓声聞いて、俺っちは新日本プロレスのリングでこの試合、アリだと思ってる。最高に超刺激的で、気持ちのいい夜だったよ」とニヤリ。

「人間というのはよ、気持ちいいこと経験しちゃうと、もう1回ってなるんだよ。おいデスぺ、どこのリングでもいい。もう1回お前と組んで、超刺激をもらいてえんだ」と再共闘を呼びかけた。

 これにデスペラードも「もう1回じゃないでしょ。呼んでいただければいつでもいきます」と呼応。5日後楽園大会ではモクスリーとのシングルマッチを控えており「今日いただいた刺激このままそっくりもって、明日もう一回、アイツのことブチのめしてやります。そのあと自分ができる限りの刺激的なお返事をご用意させていただきます」と語るにとどめた。

 新日ジュニアとトップレスラーとデスマッチのカリスマの共鳴は、文字通りの熱狂的空間を生み出した。果たして2人の「次」は。いつどこで、何を生み出すのか――。