新日本プロレスが米国で展開する「NJPW STRONG」の日本大会(4、5日、後楽園ホール)2日目で、AEWのジョン・モクスリー(37)と一騎打ちするエル・デスぺラードが、憧れの男からの言葉を胸に戦場へ向かう。「FINAL DEATH」と銘打たれた因縁の対決は、流血戦必至。昨年9月の葛西純(48)との死闘を経て、より強くなった姿を証明する。
日本初上陸となる「STRONG」の後楽園2連戦は、両日ともに超刺激的なカードが組まれた。初日大会でデスペラードは葛西とのタッグで、モクスリー&ホミサイドと反則裁定なしのノーDQマッチで激突。2日目はモクスリーとのシングルが実現する。
昨年7月の米ナッシュビル大会では、モクスリーとのノーDQ戦で敗北。雪辱戦の試合形式となる「FINAL DEATH」の詳細は不明だが、大荒れの展開になることは間違いない。
デスペラードは「調べてると、米国のノーDQって日本でいうデスマッチも内包していて、イコール血も出るし、下手すると火も出るし。見に来る中に『そもそも血が出るのなんて見たないわ』って方がいたら、チケット買っていただいておいてなんなんだけど、トイレタイムにしていただくとか。絶対に血が出ます」と断言した。
1年前とは経験値も段違いだ。今年6月には米GCWマットでデスマッチトーナメントにも参戦。「痛いアイテムを前にすると毎回緊張はするけど、ビビりはなくなったんで。ジョーイ・ジャネラに頭に穴を何か所も開けられて…目の前が真っ白になるくらい痛かったけど、平気でやり返せたから。アイテムを使うのって異常な状態じゃないとできないんだけど、その線は一歩踏み込んでる状態なので。戸惑いというかためらいはないね」と〝進化〟を強調する。
昨年9月のタカタイチデスぺ興行(代々木)で繰り広げた葛西との死闘も大きなターニングポイントとなった。戦前に「死んでもいい覚悟でリングに上がる」と宣言していたデスペラードだったが「生きて帰るまでがデスマッチ」を信条とする葛西からは「死んでもいい覚悟なんてのは捨ててしまえ。そうすればお前はもっと強くなる」とメッセージを送られた。
「あれで俺はまた強くなれたので。まだまだここから上を目指してるし、進化の過程。まだまだ面白くなるために、ああいう人たちともバンバンやるし。今回、わざわざ自分からモクスリー呼んで、こうして返事くれてるんだから。今の全身全霊をぶつけますよ」
死線をくぐり抜けたことで得た強さを見せつける時がやってきた。












