復権を狙う全日本プロレスのエース・宮原健斗(34)は最後に力尽きた。

 春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」Aブロック最終公式戦(4日、後楽園ホール)ではGLEAT所属のG―REX王者T―Hawk(27)と対戦。ここまで同じ勝ち点8の首位で、勝てばブロック突破が決まる大一番だ。

 だが、腰への集中砲火で苦しい立ち上がりを強いられた。何とかブラックアウト(ヒザ蹴り)で反撃に出るが、必殺のシャットダウンスープレックスホールドを阻止され万事休す。最後はナイトライド(変型ドライバー)でマットに叩きつけられ、無念の3カウントを聞いた。

 2月に新日本プロレスの永田裕志に敗れ、3冠ヘビー級王座を流出させた。その責任を取るためにも、2019年大会以来の制覇から挑戦権を狙ったが、ブロック突破を果たせなかった。「終わったか。俺のCCが終わっちまったな。言い訳できねえな。T―Hawkに完敗だ」

 優勝決定戦が行われる7日の東京・大田区総合体育館大会のカードが宙に浮いた宮原は「白紙だ。大田区、どうしたらいいんだ? 俺はどうしよう」と繰り返しながらバックステージを後にした。決戦が迫る中、果たして対角に立つのは――。