地元・愛知で躍動だ。陸上の名古屋ウィメンズマラソン(12日、バンテリンドーム発着)が行われ、東京五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が2時間21分51秒(速報値)でフィニッシュ。日本人トップの全体2位でゴールテープを切った。
リベンジの思いを胸に、実力を遺憾なく発揮した。
29歳で臨んだ東京五輪は19位に終わった鈴木だが、3年後に向けてリスタート。10日の会見時に「予定通りの練習をこなしてきて、状態も上がっている」と語っていた通り、序盤から軽やかな走りを披露。ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)との差は広がったが、自らのペースをキープした。
中間地点では前田穂南(天満屋)、鈴木優花(第一生命)らとの集団で走っていたものの、30キロ手前で抜け出した。所属先の高橋昌彦監督から「22分を切るペース。いいぞ!」と声をかけられると、再び力がみなぎった。後半の上り坂でもペースを落とすことなく、後続を引き離した。
この日は両親や学生時代の鈴木を指導した夏目輝久氏が豊橋市から応援にかけつけた。「自己ベスト更新を目指して最大限の力を出したい」。有言実行の走りを見せた鈴木が、パリ五輪へ大きな自信をつけた。












