新日本プロレスのエル・デスペラードが加入した新チーム「ストロングスタイル」が話題を集めている。11日の大阪大会でNEVER無差別級6人タッグ王座を奪取した鈴木みのる、成田蓮とのトリオは、チーム名に新日本の伝統をそのまま標榜。鈴木軍解散後もみのると行動をともにし、これまで〝毛嫌い〟してきたという「ストロングスタイル」をデスペラードが背負う理由とは――。
始動早々ベルトを奪取した3人のチーム名は、みのるによって命名された。デスペラードは「前はその単語を結構、毛嫌いしてたんだよ。言ったもん勝ちじゃない、ハッキリ言って。ストロングスタイルってみんな、かっこう(が大事)だと思ってる。ショートタイツでとか、素顔でとか。『うるせえよ』っていうのが俺の中にあって」と、〝アレルギー〟があったことを認める。
心境に変化が訪れたのは、昨年10月に凱旋帰国し、「サン・オブ・ストロングスタイル」を名乗る成田の存在だ。凱旋当初の成田を「柴田勝頼のコピー」と酷評していたデスペラードは「軽々しく単語使って、それっぽいことやってるコスプレイヤーがいて…。それにムカついてるってことは、たぶん俺、ストロングスタイルというものに憧れてたのかなっていうのもある。今思えばだけどね」と振り返る。
成田はみのるとの共闘を機にすべてのエキスを吸収することを誓っており、デスペラードも「コスプレイヤーから本物を目指す側に回ったんで、いいんじゃない? 個人的にこのチームの顔は成田選手でいいと思ってる」と評価を改めた。
一方でみのるとは不変の絆がある。「俺が勝手にくみ取った印象だけど、個を生かしながら群体を生かしていたのが鈴木軍。ストロングスタイルはたぶん、鈴木さんが先生とか師匠じゃなく、ストロングスタイルを体現していく仲間たちだと思ってる」
結果的には元鈴木軍で唯一、みのると行動をともにする形となったが「信用して近くに置いてくれてるんだったら、俺は信頼して一緒にやるだけ。本当それだけだね」と言い切った。
今後は6人タッグ王座の防衛ロードだけではなく、ジュニアの王座戦線も視野に入る。
「俺自身はもちろんIWGPジュニアは狙いにいく。タッグに関しては、ストロングスタイルっていうチームに誘って面白いと思える人がいたら声をかけたいなって思うけど。まあ、無理やり探して手を挙げてもらうつもりは毛頭ない。誰かいねえかなとは思っているけど、誰でもいいとは思ってない」
刺激的な3人組が、新日本マットに新たなムーブメントを巻き起こす。











