中日の新外国人アリステーディス・アキーノ外野手(28)に注目が集まっている。メジャー通算41本塁打の長打力もさることながら「(昨年のゴールデン・グラブ賞に輝いた)岡林以上」とチーム内でささやかれている強肩に期待が高まっているのだ。

「(長距離砲で肩が強いことについて)神様のおかげで自分でもそういう能力を持っていると思うのであとは練習をして日本でそれがうまく出せるようにしたい」というアキーノはメジャー屈指の強肩の持ち主で外野からの送球速度が160キロ台を計測したこともあるほど。今季は右翼での起用が濃厚だ。それだけにOBの1人は「今の野球ではライトに強肩を持ってくる必要がある。走者一塁の場面でエンドランもかかっていないのにライト前ヒットで一塁走者に三塁まで走られたら投手もガックリくるよ。アキーノの強肩なら(三塁コーチも)腕を回すのをためらうはず」と相手チームの積極的走塁に対する抑止力になると見ている。

 アキーノが右翼を守ることで中堅・岡林、左翼・大島という布陣になりそうだが、過去9回ゴールデン・グラブ賞に輝いた大島に、昨年リーグトップの7補殺を記録した岡林、そして〝超強肩〟のアキーノなら広いバンテリンドームでもディフェンス面での不安はない。また「レフトに回ることで守備の負担も減るから大島の打撃にもいい影響を与えるのでは」(前出のOB)という声も出ている。

「自分のストロングポイントは常に全力プレー。チームのために頑張るところ」というアキーノがどんなプレーを見せてくれるか。沖縄キャンプでは打撃だけでなく外野からの送球でも話題を集めそうだ。