竜の希望の星だ。3月に開催される第5回WBC日本代表メンバーに選出された中日・高橋宏斗投手(20)に対し、周囲の期待が膨れ上がっている。
高卒3年目での代表入りは、2009年の楽天・田中将大に並ぶ侍メンバー最年少の抜てき。中日のチーム関係者は「宏斗は昨年に高卒2年目でデビュー登板したばかり。規定投球回も達成したことがないのに、よくぞ選んでくれた栗山監督には感謝してもしきれない。これをきっかけにして自信を持って、今年はペナントで最多勝を取るような活躍を見せて、ドラゴンズを優勝に導いてほしい」と切望している。
高橋宏本人も「ここまですごく順調にきている。(昨年11月の)強化試合が終わってから自分の中では本戦に選ばれるつもりでその準備をここまでやってきた。選ばれて今はホッとしている。世界一になるために全力で腕を振りたい」と決意を語った。
日米通算190勝を誇る楽天・田中超えの未来を切り開くことも夢ではない。中日OBは「150キロ超える直球とスプリットのコンビネーションが抜群で、昨年は規定投球回にいっていないのに134三振(リーグ3位)も奪ったのはたいしたもの。高橋(宏)なら世界の舞台でも通用するよ」と太鼓判を押す。
その上で「中日で唯一、WBCに選出された選手だし、大会中は名古屋だって盛り上がるのは間違いない。シーズンでも高卒3年目でWBCに出たマー君がその年に15勝をマークして球界を代表する投手に君臨してメジャーでも成功したし、高橋もそれ以上の成績を残せるポテンシャルは持っている。まずはWBCで頑張ってほしい」とエールを送っている。
侍ジャパンでの役割について高橋宏は「自分はどこでも行けると思う。万が一、先発をやることがあっても全然行けるし、第2先発も行ける。中継ぎで1イニングでも行けるような準備はしている」とフル回転する覚悟だ。













