今季こそ勝てない男を返上だ。中日・勝野昌慶投手(25)が約2年ぶりの勝利を虎視眈々と狙っている。
昨季は2年連続で開幕ローテーション入りも、ケガによる離脱や打線の援護にも恵まれず、8試合に先発するも未勝利(4敗)に終わった。これで一昨年4月28日の阪神戦(バンテリン)以来、20試合連続で白星(9敗)から遠ざかっている。
わらにもすがる思いで昨季中はあちこちの神社や寺などに出向き〝神頼み〟。その中の一つが愛知・あま市の瑞円寺だ。元中日監督の星野仙一氏の墓があることでも知られ、過去には侍ジャパンの稲葉前監督も墓参りや必勝祈願を行った。
神頼み効果について5年目右腕は「ここまで効果ゼロですが、シーズンが始まる前には行ったことがないので、沖縄キャンプから帰ってきたら瑞円寺には1回行こうと思っている。浅尾(投手コーチ)さんから紹介してもらったし、山井(投手コーチ)さんとかも結構行っていたようなので」と明かす。
今季は行く時期を変えて打てる手は打つつもりだが、もちろん、神頼みだけではない。26日はナゴヤ球場に隣接する室内練習場のブルペンで約40球を投げ込むなど汗を流した。今オフはスライダーの改良にも着手。「前のスライダーだと自分でも自信がなかったし、抜けるかもしれないという気持ちがあった。今までの握りは捨てて、しっかり縫い目にかけている。斜めではなく、真横に曲がるイメージ。カットボールとはちょっと違って曲がり幅は大きめ」と手応えを感じている。
ここ20戦中8度もクオリティースタート(6回以上、自責3点以内)があるが「自分で勝てないようなことをしていた。勝ちは意識してますが、ちゃんとやります。自分には期待しているし、やらないとヤバい」。あるゆる手を尽くし、まず今季は21戦ぶり勝利をつかみ取るつもりだ。












