阪神は3日の西武戦(甲子園)に2―3で敗れ、2連敗。首位・ヤクルトとは1・5ゲーム差に広がった。
先発・大竹は7回6安打3失点(自責点1)の粘投も、味方の援護に恵まれず今季4敗目(2勝)を喫した。
悔やまれる一球となった。両軍無得点の2回には4番・ネビンに初球の138キロの直球をフルスイングで捉えられた。打球は高々と舞い上がり、バックスクリーンへ飛び込む10号ソロ。痛恨の一発で先制を許した。
それでも3回以降は直球に自慢のチェンジアップを織り交ぜた投球で西武打線を幻惑。6回まで散発の2安打に抑える快投で味方の反撃を待った。
しかし1点を追う7回に悪夢が待っていた。先頭の3番・桑原に左前打、さらには5番・渡部に中前打を許すなど二死二、三塁のピンチを招いた。8番・長谷川の打球は内野ゴロとなったが、遊撃・小幡がファンブル。さらに一塁への送球がそれ、2点を追加された。
藤川球児監督(45)は小幡について「ゲームに出ていない間にね、どういう風にしてゲームに向かいながら。ベンチでスタートするにしても、そういうところが出てきますからね。強い選手でなければいけないし、その一歩が踏み出せる選手でないと、こういう戦いでは大きな差になりますから。強さを持った選手がこの舞台には必要ですね」と厳しい表情を浮かべた。
3点ビハインドの9回には無死から3番・森下が三塁打で出塁。4番・佐藤がルーキー左腕・岩城の直球を仕留め、左翼ポール際に突き刺さる15号ソロを放った。1点差に詰め寄り、なおも一死一塁と反撃ムードは高まったが、最後は坂本が三併殺打に倒れてゲームセット。虎党の大歓声は一瞬でため息へと変わった。
指揮官は「この球際の全てにおいて、球際の強さを持たなければならないし。悔しいですけどね、明日以降につなげていくと。もうそれしかないですね」と必死に前を向いた。最後まで食らいついたが、あと一歩及ばず。痛い2連敗となった。












