新たな秘密兵器だ。中日・鵜飼航丞外野手(23)が新型改良バットに手応えを感じている。

 25日、ナゴヤ球場に隣接する室内練習場で行った自主トレでは豪快なマシン打撃を披露。昨年12月上旬に岐阜・養老町のバット工場を訪れて新型バットを製作したが、さらに改良を重ねている。圧縮度を高めたことで「質量が上がって硬くなった。振ったら音も打感も全然違う。硬い方が僕は好きだった。金属まではいかないけど、それに近い打感で弾きがいい」と好感触に声を弾ませる。

 昨季はルーキーで唯一、開幕一軍入りを果たしたが、故障離脱するなど59試合で打率2割6厘、4本塁打、16打点と不完全燃料に終わった。今季はシ烈な外野レギュラー争いを勝ち抜く覚悟を見せる。

 まずは沖縄春季キャンプ中に予定されている実戦10試合で猛アピールしたいところ。目指すのは「ホームランもそうだけど、打点ですね」ときっぱり。その上で「走者が三塁や二、三塁では犠牲フライでもいいので得点圏でいかに打てるか。ホームランはボールが捉えられるようになれば多くなってくる。それよりも内容というか、チームの課題である得点圏で打点を挙げることが大事になってくる」と力説する。

 2年目の和製大砲候補は〝新相棒〟を武器に今季の大暴れをもくろんでいる。