中日・大島洋平外野手(37)が鍛え上げたミラクルボディーで史上最年長となる3タイトル獲得に燃えている。

 高橋周らとの大阪・貝塚市の日本生命グラウンドでの合同自主トレを20日に打ち上げた。今年の目標は「優勝からずっと遠ざかっているので、まずはチーム全員で優勝を目指したい」とした上で個人の目標は「ここからは何をやるにも最年長が全部ついてくるので、それを目指していきます」。38歳を迎えるシーズンで首位打者、盗塁王、最多安打を獲得すれば、いずれも最年長タイトルの偉業となる。

 昨年10月からランニング、ダッシュなどのメニューを増加。「これまでこの時期はウエートばっかりだったけど、全力で何本か入れている」と下半身の強化にも余念がない。ウエートも昨年まで150キロの重量で行ってきたスクワットが180キロまで到達し「体力は年々上がっている」とさらなるパワーアップも遂げている。

 駒大野球部の同期・土田和楙(かずしげ)パーソナルトレーナーは「37歳の体ではない。20代のボディーを持っている。筋力もそうだが、ダッシュも持久力も自主トレメンバーの中では誰よりも速い。特に視覚、聴覚、触覚といった抜群の感覚器から脳に明確な情報伝達を行って体を動かす能力がプロ野球選手としてもすぐれていて、年を重ねるごとに良くなっている。フル出場で45歳まで現役を続けることは夢の話ではないです」と力説する。

 通算2000安打まで残り115本に迫っているが、あくまで通過点。球団最多186安打の記録を持つ大島は「2000本というよりは、年間で何本打てるかしか見ていない。自分が現役で続けられるうちは、年間どれくらい安打数を更新できるかという気持ち。200安打、首位打者、盗塁王は目指して、盗塁王はセ・リーグならだいたい30前後なので、最低30は走って、40なら取れると思うので、頑張ります」と意気込んでいる。

 45歳まで現役続行を誓っている竜のベテランがまずは今季に最年長〝トリプル3〟の称号を手にするつもりだ。