中日のダヤン・ビシエド内野手(33)が25日、羽田空港経由で中部国際空港に到着した。

 来日8年目を迎えて「しっかりといい状態で来日できました。今年は自分とチーム、両方にとっていいシーズンになるように頑張りたい」と球団を通じてコメントした。

 ここまで竜の不動の「4番・一塁」を務めてきたが、昨季は129試合に出場して打率は2割9分4厘ながら自己最少の14本塁打、63打点。主砲としては物足りない成績に終わった影響などもあり、チームは6年ぶりの最下位に低迷した。

 今季は新外国人としてアリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)、3年ぶりに復帰するソイロ・アルモンテ外野手(33=メキシカンリーグ)、内外野を守れるオルランド・カリステ内野手(30=メキシカンリーグ)の3選手が加入し、4番や一塁の座を虎視眈々と狙っている。シ烈な外国人争いに打ち勝つためビシエドにとっては試練の8年目となりそうだ。