大阪プロレスのエース兼社長・ゼウス(40)が壮大な計画の実現へ向け、2023年のさらなる飛躍を誓った。22年、新生大阪プロレスをスタートさせ順調に発展させてきたゼウスだが、それだけで満足するつもりはない。25年の大阪・関西万博への登場をはじめ、その野望は果てしないものがある。やる気満々のゼウスに、構想を前後編にわたり、いかんなく語ってもらった。

【大阪プロレス・ゼウス社長 2023年戦略会議(前編)】

 ――22年を振り返って

 ゼウス おかげさまで順調にいきました。3月のプレ旗揚げ戦からたくさんのお客さんに来ていただいて、続く大阪城公園太陽の広場での旗揚げ戦(4月9、10日)では2日間で1万人も集まってくれました。どこの会場もいっぱい見に来てくれて、本当に感謝しかないですね。

 ――手応えがあった

 ゼウス ありましたね。スタートした直後は、グッズ売り場とかでも、僕の周りにしかファンの人が集まってこなかったんですよ。でも、今は僕だけでなく、みんなの周りに人が集まってるんですね。これは大きな変化ですよ。地道な努力が実を結んできていると言えるんじゃないですか。

 ――各選手の認知度が高まった

 ゼウス そうですね。やっぱりみんな、いい試合を続けてくれたからこそだと思っています。この前、アリオ八尾で試合をした時、買い物客も含めて3階まで鈴なりの人に見てもらったんですが「今年から大阪プロレスを見てくれている人、手を挙げて」と聞いたら、4分の1から3分の1の人が手を挙げてくれたんですね。新しいファンの人が増えているということで、非常にうれしかったです。

 ――25年の大阪・関西万博で試合をしたいと公言しているが、この分なら夢ではない

 ゼウス この前、万博推進局の局長さんたちが試合を見に来てくれまして、評価していただけました。もっともっと実績を積み上げて、何試合できるか分かりませんが、万博で大阪プロレスの試合をお見せしたいと思っています。そのためには、いい試合の提供を今後も続けることが大事。大阪プロレスはファン(の数)も経歴もまだまだ足りない。どれだけやる気になって試合をしていくかですよ。気持ち、心が大事なんです。

 ――試合数も増やす

 ゼウス はい。22年は31大会の開催でしたが、23年は50大会開催を目標にしています。すでに5月21日に大阪城公園の東側にあるクールジャパンパーク「TTホール」で初めてプロレスを開催することが決まりました。それに再スタートの地である大阪城公園太陽の広場で、また春に開催したいと思っています。

 ――2年目も快進撃

 ゼウス そうなるように頑張ります。

 ☆ぜうす 本名・大林賢将(おおばやし・けんしょう)。1982年1月27日生まれ。大阪市生野区出身。2006年、旧大阪プロレス入門。全日本プロレスで三冠王者となるなど活躍した後、大阪プロレスを再興。181センチ、105キロ。得意技はジャックハマー。