格闘技イベント「RIZIN.53」(10日、GLION ARENA KOBE)を終えて榊原信行CEO(62)が独占インタビューに応じ、今後の展望を激白した。イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)を破り、ルイス・グスタボ(ブラジル)が新王者となったライト級戦線の行方は…。そして夏の祭典「超(スーパー)RIZIN.5 浪速の超復活祭り」(9月10日、京セラドーム大阪)のマッチメークにも言及だ。
――メインでの劇的勝利で主役になったグスタボのV1戦の有力候補は
榊原CEO(以下、榊原)次はホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)でもいいと思います。
――日本人選手を挟まずにいきなりですか
榊原 うん。サトシも本来だったらノジモフとベルトをかけたリマッチで良かったんですよね。だけど、そのノジモフがグスタボに不覚を取ることになったので…。だったら、グスタボにサトシが挑戦するのがいいと思います。サトシは相手を選ばないでしょうし。
――セミでは平本蓮が超RIZINでの相手に久保優太を指名。他のカードはどうなりそうか
榊原 そこはこれからだよね、本当に。今回の結果を受けて、どうパズルを合わせていくか。斎藤裕とYA―MANの一度は流れたカードをそのまま実現させるのか…。斎藤は「若手の勢いのある選手とやりたい」と言っていたから、今回リー・カイウェン(中国)に勝った高木凌が急浮上してくるかもしれないし。鈴木千裕の可能性もあるでしょう。そこはしっかりと斎藤と向き合いたい。
――朝倉未来の相手は
榊原 外国人も日本人も含めて何人か候補を考えています。未来も「ファンが見たいものを見せたい」っていうのが最優先に来る人なんで。そこで言うと今のタイミングで決めるより、流れをもう少し見極めたいって感じですね。
――では、決まるのは…
榊原 7月いっぱいぐらいまでにはカードを並べたいですよね。2か月前ぐらいをメドにラインナップしたい。
――伊澤星花が王座を返上した女子スーパーアトム級戦線も注目だ
榊原 9月にRENAも復活してくる中で、王座が空位なので…。ケイト・ロータスも今回勝って〝首の皮一枚〟でつながっています。大島沙緒里や、前回浜崎朱加に勝ったナターシャ・クジュティナ(ロシア)もいる。年末に新女王を決めたいですよね。そして、しかるべきタイミングで伊澤選手が挑戦者として挑むというような流れを組んでいけたらいいなと。
――ONEチャンピオンシップと契約問題が浮上したロッタン・ジットムアンノンの参戦は
榊原 現状では考えにくいんじゃないですかね。契約がよく分からないから。ONEさんからはうちに内容証明も届いてるんですよ。「ロッタンはうちの契約下の選手だから手を出すな」と。内容証明を送る前に、普通に電話で確認すればいいのになあと思って。「そういう話があるけど、どうなんですか」って。日本の格闘技界で商売をしようと思ったら、もう少し日本の中の商慣習を理解してほしいですよね。
――内容証明…。そんな状況だったとは
榊原 そもそも、どうしても欲しい選手じゃないですしね。MMAをやるんだったらいいけど…。ONEがロッタンを〝金看板〟に磨き上げて、それでRIZINの選手と対抗戦とかっていうふうにならないとワクワクしないですよ。














