ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)が元世界3階級制覇王者・中谷潤人(28=M・T)との防衛戦(2日、東京ドーム)で3―0の判定勝利を収めたなか、海外では今後の動向にも注目が集まっている。
スポーツ専門メディア「テレコム・アジア・スポーツ」は「ロシアの著名なボクサーであるディミトリー・クドリャショフは、井上尚弥が中谷潤人に対して挙げた勝利を称賛した一方で、同選手がより重い階級で戦う将来性については懐疑的な見方を示した」と報道。元WBC世界クルーザー級シルバー王者クドリャショフ氏による見解を伝えた。
クドリャショフ氏は今回の井上―中谷戦について「試合自体は期待を裏切らなかったが、私の予想は外れた。最近の井上はパンチをもらい、ダウンを喫することが多かったので、衰えが見え始めていると思っていた。中谷なら勝てると思っていたが、そうはならなかった。ラウンドごとの採点を詳しく見なくても、井上が明らかに勝利していた。現時点で、この日本人選手は世界最高のパウンド・フォー・パウンドのボクサーだ」とモンスターを称賛する。
その上で「彼(井上)は階級を上げるべきではない。それほどタフではないからだ。フェザー級では彼のスタイルやパワーは通用せず、体が持たないだろう」との見方を示した。
井上自身は今後について「白紙」であることを強調。世界スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)との対戦が浮上する一方で、将来的には1階級上のフェザー級挑戦が有力視されている。果たして、モンスターはどのような道を進むのか。












