ボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで元4階級制覇王者の井岡一翔(37=志成)の挑戦を退けた同級王者・井上拓真(30=大橋)の一夜明け会見が3日、横浜市内で開かれ、次戦はWBC同級2位・那須川天心(27=帝拳)との指名試合になる見通しであると、所属ジムの大橋秀行会長が明らかにした。

 拓真は前日、5万5000人の観客を動員した東京ドーム興行で、2度のダウンを奪って判定勝ち。レジェンド・井岡を撃破したことに、「自分もやる前から本当に勝てるか負けるか、わからないような状態の中でしっかり勝てた試合だったので、すごい今はホッとします」と安どするとともに、充実感をにじませた。

 次戦については、「戦いたい相手はいないですけど」と前置きしつつ、「ベルトを持っているのであれば誰でもいい」と、前日に続いて他団体の王者との統一戦を希望。だが、大橋秀行会長は「指名試合ですね」と話し、「まだその辺は決まっていないので」と付け加えた。

 WBCの指名挑戦権は、先月に同級1位フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)との挑戦者決定戦を制した那須川が獲得。拓真の次戦が指名試合であれば、2025年11月の同王座決定戦で破った那須川との再戦となる。

 復活した神童を返り討ちにするか。