衝撃の結末となった格闘技イベント「RIZIN.53」(10日、兵庫・GLION ARENA KOBE)を〝バカサバイバー〟こと青木真也(43)が忖度なしにぶった切った。
青木がまず視線を向けたのが、RIZINスタンディングバウト特別ルールで行われた「平本蓮 vs 皇治」だ。3分3ラウンド(R)でダウンがなく、判定なしの引き分けとなった。手厳しかったのは皇治に対してで「開き直りがひどいというかさ。六甲のアルマジロというか〝動かざること山のごとし〟だった。あれはキツいだろ。さすがにあれじゃあ、平本蓮のムダ遣いだ」と憤りつつ声をしゃがれさせた。
青木の目には皇治が守りに徹しているようにしか見えなかったとして「平本も〝ふざけんなよ。こんなしょっぱいことしやがって〟と思ってただろ。もう少し倒れるのを覚悟してでも打ち合いにいかないと…。こんなことをやってると、いよいよ信頼をなくしかねないぞ」と強烈なダメ出し。YouTubeなどで共演する仲だが「知り合いなのが恥ずかしいよ。周りのヤツらも恥ずかしいだろ」とうなだれた。
だが「そんな空気もメインに救われたよね」と続ける。イルホム・ノジモフ(31=ウズベキスタン)を1R2分8秒で仕留め、悲願のRIZINライト級王座奪取に成功したルイス・グスタボ(29=ブラジル)を絶賛だ。右フック一発でのTKO勝利に「集中力が異常だった。人生の岐路で勝負したのがすごいよ」とメガネを光らせた。
青木がポイントに挙げたのは、グスタボの距離設定だ。開始早々、自ら距離を遠く取った。リーチで劣るだけに、一見すると距離設定に苦労していたようにも見えたが、青木は「あれはわざと〝外した〟んだ。だから不気味だった。初めから一発を狙ってたんだ」。初めから一撃で仕留める作戦だったと指摘して「人生をかけた一発だった」とうなずいた。
そんなグスタボの次なる相手は誰がふさわしいのか。元王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)などが浮上しそうだが、青木は「朝倉未来だろ」と断言。グスタボはRIZINデビュー直後の2019年4月に未来に判定負けしているだけに、今こそリベンジを熱望すべきというのだ。そんな提案をすると「未来としてもおいしい相手だし、お互い照れずにやりたいって言えよ。俺なら2人とも戦いたくないけど」とつぶやいた。
こうして好き放題話した青木は、最後に「俺、高木三四郎にオファーをもらって、今マレーシアにいるんだよ。それなのに来たら試合がなくなってたんだ。どういうことなんだ!」と、この電話取材が国境を越えて行われていたことを告白。そのまま一方的に通話を切り、取材を強制終了するのだった。















