格闘技イベント「RIZIN.53」(10日、兵庫・GLION ARENA KOBE)で、ケイト・ロータス(28)がケイティ・ペレス(32=米国)に判定3―0で再起戦に勝利した。

 1Rは序盤にタックルからグラウンドに引き込まれ両脚で体を挟まれてクローズドガードに入れられたケイトだが、相手の関節技狙いをディフェンスして立ち上がることに成功。スタンドで鋭い打撃をヒットさせると、ラウンド終盤に狙われたテークダウンをいなしてバックを取り拳を叩き込んだ。

 2Rは序盤、打撃を叩き込みダメージを与えた。だが中盤グラウンドの攻防に持ち込まれ再びクローズドガードでとらえられる。それでもケイトは上から肘を叩き込んで反撃だ。ペレスに腕十字を狙われる場面もあったが対応すると、終盤には下から三角絞めを狙って観客を沸かせた。

 最終3Rも開始早々鋭い打撃をヒットさせる。これを嫌がり背中を見せた相手のバックにつくと、ポジションをキープしながら頭部を殴り続けた。だが中盤、正面を向きつつ上下を入れ替えられ首を狙われた。だがこの攻撃をしのぎ切ると上になりパウンドを降らせてそのまま終了のゴングを聞いた。

 試合は判定3―0でケイトが勝利。3月に大島沙緒里で敗れて以来の再起戦での勝利に、ABEMA PPVで視聴できる配信で解説した杉山しずかは「前回の敗戦から復帰というのが目標ではあったと思うし、地元ということで気合いが入っていたと思うので、ホッとしたのではないでしょうか」。勝利を受けてマイクを持ったケイトは「2か月間積み上げてきたものを出したかったんですけど、固くなっちゃいますね。でも、勝ったんで、またレベルアップしてこの舞台に帰ってきます」と笑顔を見せていた。