格闘技イベント「RIZIN.53」(10日、兵庫・GLION ARENA KOBE)で、2016年リオデジャネイロ五輪レスリング銀メダリストの太田忍(32)が金太郎(33)に2R4分25秒で一本勝ちした。
1Rから積極的に前に出た太田は、相手の蹴りに合わせてタックルをしかけてテークダウンし上から攻撃をしかけた。その後一度は立ち上がられたが、今度はパンチを交錯させつつ組み付き、背後にとりつくと打撃のラッシュでダメージを与えることに成功。ラウンド終了間際に反撃を受ける一幕もあったが、ラウンド終了のゴングが鳴らされると両手を広げてノーダメージをアピールした。
2Rもタックルを決めて上から攻める展開となり、最後は肩固めの体勢で捕獲してタップを奪い完勝した。この勝利にABEMA PPVで視聴できる配信で解説した高阪剛は「時間をうまく使って決めきりましたよね」と感嘆。マイクを持った太田は、所属する「THE BLACK BELT JAPAN」の平良達郎がこの日の「UFC 328」でジョシュア・ヴァンに敗れたことなどに触れて「ここで僕が一本勝ちでフィニッシュで流れを止められたので、ここからうちのチーム大連勝していくと思います」と話した。
約1年ぶりの再起戦での勝利に「(昨年)5月にサバテロに4万人の前で恥かかされて、ヘルニアになって、前十字靭帯やって…。正直、格闘技はもうできないんじゃないかって思ったんですけど、サポートしてくださっている皆さまの顔を毎日寝る前に思い出して、頑張ることができました」と周囲に感謝の弁だ。そして「ここから3連勝、4連勝してサバテロに絶対リベンジするんで。絶対やり返すんで、今後とも応援お願いします」とRIZINバンタム級王者ダニー・サバテロ(米国)へのリベンジを誓った。













