V逸が続く要因は? 大相撲夏場所2日目(11日、東京・両国国技館)、横綱豊昇龍(26=立浪)が日本相撲協会に「右ハムストリングス損傷、約2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して休場した。
初日に小結高安(田子ノ浦)との取組で右太もも裏を肉離れ。師匠の立浪親方(元小結旭豊)は「足を引きずっているので相撲を取れない。横綱ではなく私の判断。(豊昇龍本人は)残念そうな顔をしていた」と説明した。
今場所は横綱大の里(二所ノ関)が左肩、大関安青錦(安治川)が左足のケガで初日から休場。豊昇龍にとっては、横綱初優勝の絶好機でもあった。立浪親方は「皆がケガをしているから頑張ってほしかった。調子も悪くなかったから、チャンスかと思ったんですけど…」と悔しさをにじませる。
ただ、故障による〝不運〟で全てを片付けることはせず「やっぱり、初日の入り方だよね。昨日も不用意な立ち合いだった。(簡単に)上手を取らせたりするのが良くない。過信がある」と指摘した。横綱在位8場所で初日の黒星は3度目。格下に対する安易な攻めが、賜杯に届かない要因の一つとみている。
平成以降、横綱昇進から優勝までの最長は鶴竜の9場所目。立浪親方は「今年中に何とかしてくれるでしょう」と弟子に期待を込めたが…。次こそ悲願達成はなるか。












