【女子ボートレーサーインタビュー 三嶌さらら(22=香川)後編】

 ーー2026年前期勝率は2・98。2026年後期適用勝率(昨年11月~4月)は4・46と急上昇。1着回数も増えて予選突破も経験した。

 三嶌 一番はいいエンジンを引けているおかげ。あえて挙げるなら、以前よりも目の前の一走一走に集中できるようになってきたと思います。もちろん走る位置とかしょっちゅう失敗してるんですけど、失敗しても納得できるというか。結果的に引きずることは少なくなったかな。自主訓練の効果も感じますね。西丸(侑太朗)さん、中村日向さん、(西岡)顕心さんとかにお願いして、一緒に練習できている。

 ーー最近、意識的に取り組んでいるテーマは

 三嶌 一番はスタート。もちろんフライングはできないんですけど、少しでも早く、より全速で行くことを意識しています。旋回については迷って抜かれることが多かったので、判断を早くしてスピードを持って回れるようになりたい。インまで入るようになって考えることがめちゃ増えているんですけど、少しでもシンプルに考えるように心がけています。

 ーー今年の目標は

 三嶌 A級昇格! 今期はもう難しいけど、来期は意識して挑戦していきます。そして来年の四国地区選に出ることです。父からも〝早く来い〟と言われています。

 ーー中長期的に目指すレーサー像は

 三嶌 香川支部は目標とする先輩がたくさんいます。でも、やはり父のような選手ですね。スピードを持ってまくり、まくり差しにいけるようなレースをしたい。私たちにツケマイを食らったら「選手を辞める」と父に言われているので。それが最大の目標ですね(笑い)。

三嶌さららの師匠で父の三嶌誠司
三嶌さららの師匠で父の三嶌誠司

 ーーオフのトレーニングや過ごし方について

 三嶌 平高奈菜さんのトレーナーの方に教わっています。体幹とかですね。旅行も好きなのでよく出かけています。最近だと姉ちゃんと韓国に行ってきました。ショッピングが楽しかったですね。

 ーー姉妹の関係は以前と変わった?

 三嶌 変わりました。昔からずっとライバル。私が特に負けず嫌いなので、ケンカになることも多かった。でも、2人とも選手になってみて、姉ちゃんをリスペクトできるようになった(笑い)。今はとても仲良しだと思います。

 ーーファンへメッセージを

 三嶌 まだここで買って、と言えるほどじゃないし、むしろ買いにくい選手だと思います。ずば抜けたものはないけど、努力だけは負けません。少しでもファンの方に気にかけてもらえるよう、一つ一つ課題をクリアしていきたいです。