中日からDeNAへトレード移籍した京田陽太内野手(28)が5日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「98」に決定。中日で同期入団し、昨年8月3日に27歳の若さで急逝した木下雄介さんが背負っていた番号を数ある候補の中から選び、新天地で再スタートを切ることになった。
スーツ姿で会見に出席した京田は「トレードで声をかけていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱい。今日の会見でベイスターズの一員となるので本当に楽しみにしている」と述べ、目を輝かせた。生え抜きとして中日一筋でプロ生活6年目を迎えた中、今季終了後の11月18日に砂田と1対1の電撃トレードが成立。通達を受けた時の心境について「驚きというか、驚いた半面、正直嬉しい気持ちもあった」と本音を口にした。
中日では入団1年目以来、不動の遊撃手としてレギュラーの座を確保し続けてきた。だが近年は苦しみ、今季も43試合の出場で打率1割7分2厘とプロ入り後最低の成績にとどまるなど不振にあえいでいた。窮地から心機一転、環境を変えて再生を図る好機が舞い込んできたことで「やっぱり野球選手である以上は試合に出ないと意味がないと思う。こうやってチャンスをくださったベイスターズには本当に感謝でいっぱいです」とあらためて謝意を示した。
「個人で言うと143試合、ショートでレギュラーで出ることが目標」と力強く言い切り、自分のセールスポイントとして「内野手ということで、しっかり投手からバッテリー含め信頼されるようにまずは守りからアピールをしていきたい」ともコメント。そして古巣・中日との対戦に関して質問を向けられると「まだそこまで考えていないが」と前置きしながらも「名古屋の皆さんには活躍することが恩返しだと思う。頑張りたい」と言葉少なに語った。
同席した萩原龍大チーム統括本部本部長も「他球団でレギュラーを張っていた選手。我々もレギュラーを目指していただける選手と思っているし他の選手と競争してやってもらいたい」と強い期待感を露にしていた。












