フィリーズは28日(日本時間29日)、ロブ・トムソン監督(62)を解任したと発表した。チームは9勝19敗と大きく負け越しナ・リーグ東地区で同率最下位と低迷。昨季まで4年連続でチームをプレーオフに導いた名将に引導を渡した。

 アレックス・コーラ氏(50)を解任したレッドソックスに続いて今季2人目の監督交代となり、米メディアでは早くも「3人目候補」としてアストロズのジョー・エスパーダ監督(50)やメッツのカルロス・メンドーサ監督(47)の名前が取り沙汰されている。

 フィリーズはドン・マッティングリー・ベンチコーチ(60)が暫定的に指揮を執ることになったが、その前にレッドソックスの監督を電撃解任されたコーラ氏に監督就任のオファーを出していたことが判明。しかし、コーラ氏はしばらくは家族と過ごす意向で、どこの監督にも就任しないという。

 コーラ氏の新監督就任が消えたといえるメッツについて、米メディア「スポーティング・ニュース」は「カルロス・メンドーサ監督の後任候補として、すでに名前が挙がっている。その一人にカルロス・ベルトラン氏がいる」と報道。MLB通算2725安打、435本塁打をマークした殿堂入り名選手のベルトラン氏は2019年オフにメッツ監督に就任したが、アストロズのサイン盗み事件に現役選手として首謀していたことが明らかになったため、一度もチームを指揮することなく解任された。

「ベルトランとメッツの関係は以前よりも良好で、状況も変化しているように見えるが、数年前の出来事を考えると、彼が再び監督に就任するのは少々意外だろう。しかし、状況は変わっており、ニューヨークが監督を探す時期が来た際には彼が最も有力な候補になる可能性は十分ある」と伝えた。

 メッツは10勝19敗でナ・リーグ東地区4位。果たして〝第三波〟に飲み込まれてしまうのか。