横浜(現DeNA)、ソフトバンク、ヤクルトで活躍した内川聖一内野手(40)が3日、ヤマエグループ九州アジアリーグの「大分B―リングス」に入団することを発表した。
新たなステージとして、地元・大分の独立リーグ球団でのプレーを決断した。「まだまだ野球が好きで、プレーしたい思いを持っていたのが正直なところ。最終的に自分が生まれ育った地で現役生活を終えたいという気持ちもあった。地元に野球で恩返ししたい。プレーでいいものを見せて喜んでもらえたら」と思いを口にした。
大分球団はもちろん、独立リーグ全体にとっても、内川の選択は意義のあるものとなりそうだ。
これまでもNPB出身選手が独立リーグに所属したことは多々ある。ただ、内川のように故郷への恩返しを打ち出して、最後の舞台に選んだケースは極めて異例だ。
独立リーグ関係者は「あれだけのスター選手が、大分の人たちに最後の勇姿を見せるという選択をしてくれた。内川選手の決断から、こういった形が選択肢としてできてくれば(独立リーグ球団として)地域を野球で盛り上げていく意味でも大きいのではないか」と話す。
大分B―リングスは来季で発足3年目を迎えるが、コロナ禍とも重なり過去2年の観客動員は大苦戦している。当然、地元のスターである内川の加入はプラスとなる。また、独立リーグ球団の活動として、子どもたちの野球教室をはじめとした地域との連携もある。圧倒的な実績と知名度を誇る内川のような選手が加わることは、地域の野球熱の高まりにもつながっていく。
背番号は24に決まった。少年野球時代に初めてもらった〝原点〟の背番号であり、WBCでも背負った思い入れのあるものだ。NPBで通算2186安打を放った安打製造機が、感謝の思いを込めて大分を熱く盛り上げていく。












