カリフォルニア・ポスト紙のディラン・ヘルナンデス記者は21日(日本時間22日)、「MLBのトレード期限迫る中、デーブ・ロバーツ監督がドジャースの補強方針明かす『常に市場を探っている』」と題した独占インタビュー記事を掲載した。8月3日(同4日)のトレード期限を前にドジャースが大型補強に動くのではないかと球界内では警戒感が高い。
ロバーツ監督は自身でも少しクレイジーな発言だと認識しながら、「買い手というより、むしろ売り手だと言ってもいいくらいだ。個人的には、明らかに補強が必要な部分は見当たらない。本当にないと思っている」と断言した。
指揮官はまず、左ヒザの炎症で登板を回避している大谷翔平投手(32)について「状態が良くなっていないからこそ、オールスター期間の休養やオルソビスク注射、登板を見送ることも含め、ヒザへの懸念を完全に払拭するための措置を取っている」と、悪化しているわけではないものの、回復もしていないと説明した。
大谷が投手として一時離脱したことで、昨季のプレーオフで先発ローテーションを担った投手のうち、現在も稼働しているのは山本由伸投手(27)のみ。「ビッグ4」と呼ばれる先発陣のスネルはマイナーでリハビリ登板を開始し、グラスノーもブルペン投球を再開した。救援右腕ディアスは週末のメッツ戦での復帰が見込まれている。
ワールドシリーズ(WS)3連覇を狙うドジャースは常に市場に目を光らせているが、同監督は「今後数週間で戻ってくる選手たちこそ、トレード期限における大型補強になる」と語る。
もちろん、スター選手たちが想定通りに復帰できる保証はない。それでもロバーツ監督は「確実なこともあれば、不確実なこともある。その中で、どこかに賭けなければならない」と断言し「期限は8月3日だ。それまでにできる限り多くの情報を集め、その時点でどんな戦力がそろっているのかを見極め、決断しなければならない」と見解を示した。
現時点で大型補強には動かず、離脱している選手の復帰を待って現有戦力で臨む方針に傾いているようだ。
20日(同21日)終了時点でナ・リーグ最高勝率のブルワーズを0・5差で追う展開だが、西地区では2位のダイヤモンドバックスに11・5ゲームの大差を付けて独走状態で慌てる状況ではない。大型補強しなくてもWS3連覇を狙える。












