ドジャースは21日(日本時間22日)、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦に2―1で辛勝し、一夜にしてMLBトップの勝率数(64勝)と最高勝率(6割2分7厘)に返り咲いた。
最後は思わぬ幕切れとなった。わずか1点リードの9回に一死二、三塁のピンチを招いたが、相手の三ゴロで三本間の挟殺プレーから二死を奪った直後、すでに三塁に到達していた二塁走者・リアルミュートが二塁に戻り始めてタッチアウト。逆転サヨナラ負けの危機を相手の走塁ミスに救われた。
ただ、ドジャース側でも走塁を巡る混乱が起きていた。1点ビハインドの3回二死二塁で大谷翔平投手(32)は中前打を放った。大谷は果敢にも二塁を狙って滑り込み、際どいタイミングで一度は「セーフ」と判定された。ところが、フィリーズ側のチャレンジによって「アウト」に覆り、大谷の二塁進塁を確認して慌ててホームベースを踏んだ二塁走者・アルフォンソの生還も認められなかった。
アルフォンソは三塁ベースを回った後にスピードを緩め、大谷が二塁でアウトになったタイミングよりも遅れて本塁を踏んだためだった。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」は両軍の走塁が得点に絡む結果に「試合終了間際、フィリーズは走塁でさらにひどい(そして驚くべき)ミスを犯してしまった」「ドジャースが犯した走塁ミスを上回るミスを犯した」と総評した上で、大谷の〝同点打〟が幻となったシーンについては「大谷は二塁を狙うという軽率な判断を下してしまった。アルフォンソはその判断に気づくことなく三塁を通過した」との見解を示した。
何はともあれ、シーズンが佳境を迎えるにつれてワンプレーの重みは増してくる。責任の所在はともかくミスを減らしていくことが肝要といえそうだ。












