中日は21日のヤクルト戦(神宮)に11―4で勝ち、このカード勝ち越し。3位・ヤクルトとのゲーム差は「6」に縮まった。おぼろげながらAクラスの影が見えてきたドラゴンズだが、2012年以来14年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出はあるのか? 本紙中日担当3年目の熊崎晴香記者(SKE48)と、ドラ番通算23年の宮本泰春記者が、奇跡の可能性について激論を交わした。
熊崎 4番に入った阿部寿樹内野手(36)の2本のアーチで3位・ヤクルトに連勝です! 7月はこれで10勝8敗。3位・ヤクルトと6ゲーム差、4位・DeNAとは4ゲーム差、5位・広島には1ゲーム差と上位進出が見えてきました。
宮本 投手陣が安定してきたのが大きい。7月に入って涌井秀章投手(40)が2勝0敗(月間防御率1・37)、大野雄大投手(37)も2勝0敗(月間防御率0・86)と大活躍。ベテランの活躍がチームに勢いをもたらしている。
熊崎 防御率1・82(セ2位)の大野投手はタイトルも狙えます。涌井投手の威力のあるストレートを見ていると、とても1か月前に40歳の誕生日を迎えられた方のボールとは思えません!
宮本 19日に放送された中日応援番組「サンデードラゴンズ」(CBC)は見た? 元中日監督の落合博満氏と森繁和氏の対談が放送されたけど、落合氏は「お前、涌井の使い方、どう思う?」「下(二軍)で投げれるんなら、上(一軍)で投げさせるピッチャーじゃない?」「涌井と競走させて、力があるのであれば投げさせてもいいけど、将来的なことを考えて、若いからこっちにするというのは、どうもオレの中では分からない部分」と森氏に話していた。あの放送を見て落合氏が監督時代に「オレは力が同じ選手が2人いたらベテランを使う。経験を積んだ選手の方が活躍してくれると思うから」と言っていたのを思い出したよ。
熊崎 ベテランといえば、柳裕也投手(32)の活躍も見逃せません。
宮本 7月は0勝1敗だけど、開幕から毎試合しっかりゲームをつくっている。7月に先発した3試合のチーム成績は2勝1敗。チーム最多の16試合に先発しているけど、柳投手が先発した試合で、ドラゴンズは9勝7敗と勝ち越しているのは大きい。












