大谷が2試合連続でスタメンを外れた。今季は5月13日(同14日)に投手専念、同14日(同15日)が休養日と2日連続で野手として出場しなかったことはあるが、2試合連続で先発から外れるのは父親リストに入った昨年4月18~19日以来だ。ケガが理由はエンゼルス時代の2023年9月以来となる。

 会見したロバーツ監督は「昨日、本人と話をして、精神的に休めたことが彼にとって良かったと感じた。昨日はほとんど何もせず、試合を見ていただけの、いわばスパデー(完全な休養日)だった。今日は先発出場のことを考えずに、少しずつ体を動かし始める日にできると思う。今夜、ベンチから出場できるかどうかは分からないが、これがいいプランだと思っている。昨日、本人にも『こういう形でいこう』と伝えた。日々の状態を見ながらの判断になる。コミュニケーションを取り続け、いつゴーサインを出せるかを見極めていく」と説明した。

 焦点は大谷がIL入りを回避するかどうかだ。指揮官は「そう願ってはいるが、自信があるとまでは言えない。願っている、というところだ。今後を見ていく」と前日の「可能性は低いと考えている」から後退した。

 その理由をこう説明した。「いろいろな可能性を考えたということだ。3日間休ませても、復帰して2日後に同じ状態へ戻ってしまったら、正しい判断だったとは言えない。休ませるのであれば、次に出場するときには状態に不安がないと感じられるようにしなければならない。ILには入れず、アクティブロースターに残しておくという選択肢もある。具体的にどうなるかは分からないが、選択肢が2つしかないわけではない」

 大谷は移籍後ワーストを更新する12試合、60打席ノーアーチ、その間46打数6安打、打率1割3分、0本塁打、0打点の打撃不振を本人は身体的な問題が影響と「認めていない」ことからより慎重になっているのだ。

 報道陣から「5、6、7日と休む可能性もあるか」と問われると「分からない。今は一日一日、状態を見て判断することしか考えていないが、可能性は間違いなくある」と欠場が長期化する可能性を示唆した。

 気になる患部の状態について、上腕二頭筋は画像検査の結果「炎症だけ」と説明。首の状態は「昨日の時点では、まずまずいい状態だった。今日はまだ会っていない。ただ、昨日はかなり明るく、楽しそうにしていた。それはいい兆候だ。ここ数か月で見た中でも、かなり元気そうだった。だから昨日よりも少し良くなっているのではないかと思っている」と明かした。

 元気な大谷の姿をいつになったら見ることができるのか。「復帰までにどれくらい休ませることが適切なのか、そのバランスを取っている。何日も休ませたのに、十分な効果が得られなかったということにはしたくない」。ロバーツ監督も復帰時期を見通せないという。球団、ドジャースナイン、ファンは完全復活を待っている。