DeNAは京田獲得にさまざまな波及効果を期待している。リリーフ左腕・砂田と中日・京田陽太内野手(28)との交換トレードが18日に成立。プロ6年間で故障による戦線離脱が一度もなく、守備範囲も広い〝遊撃のスペシャリスト〟の京田が新たに加わるメリットは、あらゆる観点で見ても大きい。
今季のチームで最も多く遊撃のポジションで65試合に先発出場したベテラン大和は、来季35歳を迎える。その後継者として未来を託されている2019年ドラフト1位入団の高卒3年目・森も開幕前の故障の影響で出遅れ、今季42試合の先発出場にとどまった。遊撃で開幕スタメンに名を連ねた28歳の大卒7年目・柴田も定位置奪取には至っていない。
「一見するとベイスターズの遊撃は足りているようにも思われるが、抜きんでた存在がいないのもまた事実。実績十分の京田が入ってくれば全体の層も活性化され、課題となっていた二遊間の強化につながる。大和の次を京田が担っていく選択肢もアリだろうし、森にとっても京田はいいお手本になるはずだ」(球団関係者)。京田は戦力としてだけでなく、森の〝教育係〟としても活躍を求められているようだ。
そして今季18勝6敗1分と〝カモ〟にしていた対中日戦においても、京田の獲得は有利に働くと踏んでいる。古巣への恩返しという思いも含めて、前出の関係者は「来季は〝ドラゴンズキラー〟として暴れてくれるのでは」と期待した。
来季25年ぶりのリーグVを目指すDeNAにとって、京田は重要なピースとなりそうだ。












