中日・柳裕也投手(27)が最後のオープン戦登板で好投し、開幕へ向け準備万端。それでも本人は投球も打撃も「しっくりこない」と高すぎる意識を持っている。
20日のロッテ戦(バンテリン)に先発し、4回を4奪三振で3安打1失点。上々の仕上がりを見せたが、本人は「結果は別にいいが、投げている感覚というか、あまりいい感じがしなかった。キャッチボールからしっくりこないという感じだった」と笑顔はなし。しかし「その中で、こういう日も、もちろんあるので、どう投げるかを初回から考えた。そんなに自分の状態がいいと思えない日でも粘れたのは自分らしさが出せた。シーズンでも、こういうふうに試合をつくっていきたい」と高いレベルで自身を見つめている。
立浪監督も「順調にここまできたので、柳に関して言えば1戦目からこの調子で頑張ってもらうだけです」と右のエースとしての活躍に期待を込めた。
打棒でも期待できそうだ。2回二死一、三塁の好機で回ってきたオープン戦初打席ではロメロの150キロ前後の直球に一歩も引かず、4度もファウルで食らいついた。結果はフルカウントから遊直もあまりに痛烈な当たりにドーム内から、どよめきが起こったほど。「今は大谷翔平選手のノーステップ打法を取り入れているが、まだちょっとしっくりこないです。今季は打撃でも頑張ろうと思っているので、シーズンでも頑張りたい」と貪欲な姿勢を見せる。
昨季、防御率と奪三振の2冠に輝いた柳はオープン戦4試合で17イニングを投げて防御率1・06と安定感抜群。今季は投球はもちろん、打棒でもチームの勝利に貢献するつもりだ。












