大谷翔平投手(31)をめぐる〝二刀流登録〟問題がなかなか収束しない。カブスのカウンセル監督らが疑問視し、再び降ってわいたこの議論に対してドジャース編成本部長のアンドリュー・フリードマン氏が米メディア「AM570」に出演し、反論を展開した。
カウンセル監督の主張にクビをかしげるフリードマン氏は「分かりません。彼がこの件を持ち出す必要性を感じたこと自体が非常に唐突で奇妙です。当時、大谷選手はエンゼルスに所属し、MLBがこの件を検討していた際、多くの球団に連絡があり、私もその1人でした」と経緯を明かした。
当時、フリードマン氏は「ドジャースとして競争の観点から言えばこの案は好ましいものではないが、業界の立場からMLBにとって何が最善かを考えると、大谷選手が試合に出場し続けられるよう、できる限りのことはすべきです」とMLB側に伝えたという。
MLBでは投手13人、野手13人の26人でロースターが構成されるが、二刀流の大谷は実質14人目の投手としての登録が可能となり、先発登板後もDHとして出場を継続できる。これは〝大谷ルール〟として2022年のエンゼルス時代に規定され、現在はドジャースが〝活用〟している状態だが、カウンセル監督は「よくないルールだ。1つのチームだけが恩恵を受けている」などと今になって不公平を訴え、ロバーツ監督も「どのチームも大谷のような選手がいれば恩恵を受ける」と反論するなど〝舌戦〟が続いていた。
フリードマン氏は続けて「確かに有利ではあるが、それは当然のことだ。翔平がやっていることは非常にユニークで報われるべきことであり、称賛されるべきだ」とMLBにおける大谷の存在の重要性を強調したうえで「そして(ルールを)誰もが知っており、2年前に彼と契約できる機会は平等にあった。カブスやカウンセル監督が当時どう考えていたのか分からないが、今より当時の方が(異論を)表明するのに適切な時期だったと思える」と〝今さら言うな〟とでも言いたげに切り捨てた。












