ドジャース・佐々木朗希投手(24)が25日(日本時間26日)に本拠地ロサンゼルスで行われたカブス戦で、6回途中7安打4失点ながらメジャー2勝目を挙げた。
今季5度目の先発で昨年5月3日(同4日)以来、357日ぶりの白星をゲットした。大きな武器となったのは高速スプリットだった。変化量が大きいフォークよりも落差は小さいながらも、平均球速が「4・5マイル(約7・2キロ)」アップした〝魔球〟で相手を翻弄。14安打12得点と大爆発した打線の大量援護と無失点でつないだリリーフ陣にも守られ、価値ある1勝となった。ただ、米メディアによると課題はまだまだあるといい、評価はイマイチだった。
「ドジャース・ネーション」は佐々木の投球全体を「ジェットコースター」と形容。1四球だったことに「大きな進歩だ」とたたえ、高速スプリットにも「ドジャースの全投手の中でも最高の球種の一つとなる」と評した。一方、投球の軸となる速球について「ストライクゾーンに収まるようになったものの、問題点がいっそう浮き彫りとなった。ストライクゾーンに投げ込んでも空振りを奪う変化に乏しい」と指摘。佐々木はこの日、メジャーで自己ワーストとなる3被弾を喫したが、鈴木とアマヤにとらえられたのはいずれもフォーシームで改善が必要だと分析した。
また「トゥルーブルー LA」では、佐々木が対戦した打者23人への初球が87%に当たる20球がストライクゾーンに投げ込まれたことに着目。過去4試合と比較し「52・9%から大幅に上昇した」と高評価したが、今度は「ストライクゾーン付近への投球はもろ刃の剣となった」と伝えた。本塁打を放たれた3球はいずれもカウント途中で、アマヤに食らった一発は外角高めのボールゾーンながら、制球力が向上したことで痛打されるリスクが高まっていると報じている。
佐々木本人は久しぶりの白星に「素直によかったという気持ちはある」とひと息つき「打線にも救援投手にも助けられて勝てた。投げるボールの質を高めることを大事にしていきたい」と話した。大きな注目を集める剛腕は試行錯誤を続けながら高みを目指していく。












