ヤンキースのアーロン・ブーン監督(53)が12日(日本時間13日)、渦中のアロルディス・チャップマン投手(38)について言及した。
最下位に低迷するレッドソックスのチャップマンはトレードのウワサが絶えず、古巣のヤンキース復帰も取り沙汰されている。そんな中、世界最速左腕は2022年オフにヤンキースと喧嘩別れした一件を持ち出し「この組織の誰かが謝るべきだと思う」と発言。ブライアン・キャッシュマンGM(58)の謝罪を条件に、ヤンキースとの交渉に応じる構えを見せた。
そんな中、ブーン監督は地元メディア「ヘビー」に当時の状況を告白。チャップマンは2016年シーズン途中から22年までヤンキースの守護神として活躍したが、最終年となった22年シーズンはクレイ・ホームズにクローザーの座を奪われた揚げ句、チーム練習を無断欠席したためポストシーズンのロースターから外され、オフにFAとなってカブスに移籍した。
この〝ロースターはく奪〟をいまだに根に持っている様子だが、指揮官は「多くの理由を踏まえて決断し、彼を外すことにしました。当時のクラブにとって正しい判断だったからです」とピシャリ。さらに「チャッピー(チャップマン)が謝ったし、正直、もう過ぎたことだよ。チャッピーが大好きです。今でも彼とはとても良い関係を保っています。しかし、2022年シーズンの終わりはまさにその通りでした。彼はそこにいなかったし、その時点で彼が戻ってくるのは最善ではないと判断したんだ」と続けた。
メジャー17年目を迎えたチャップマンは今季ここまで20試合に登板して0勝1敗13セーブ、自責点はわずか1で防御率0・46をマーク。衰えをまったく感じさせず、球界屈指のクローザーとして君臨しており、守護神のベッドナーが安定しないヤンキースにとっては有力な補強候補となる。
この発言を受けた同メディアは「最終シーズンは苦い印象を残したが、ブーンは左腕と良好な関係を築いていると言っている。このチームのフィット感はクラブにとって理にかなっており、彼らは何を期待すべきかを確実に把握している。その相性は明白で、アロルディス・チャップマンとクラブの間の問題もそれほど深刻ではない」と解説。かつての問題児を受け入れる可能性は十分あるとした。










