広島が最下位転落の危機を回避した。2日の中日戦(マツダ)に4―3で逆転勝ち。負ければ5月9日以来の最下位転落となる一戦を制し、6カードぶりの勝ち越しを決めた。借金は14となり、最下位中日とのゲーム差を2に広げた。
序盤は苦しい展開だった。先発アドゥワは3回、石伊の二塁打から樋口に先制適時打を許す。さらにサノーの犠飛で2点目を失い、今季最短となる3回5安打2失点で降板。それでも直後の3回に大盛が右中間へ5号ソロを放ち、「点を取られた後のイニングだったので、何とか塁に出ようという気持ちでいきました。まず1点返すことができてよかったです」と反撃の口火を切ると、二死二塁から坂倉が遊撃強襲の適時内野安打を放ち、試合を振り出しに戻した。
4回から登板した鈴木が3回1安打無失点の好救援で流れを引き戻した。しかし、7回に3番手・辻が石伊に左越えの勝ち越し適時二塁打を浴び、再びリードを許す。それでも8回は遠藤が二死満塁のピンチをしのぐと、その裏、二死から坂倉が左前打を放ち、続く秋山が吉田の1―1からのスライダーを右中間席へ運ぶ逆転3号2ラン。ベテランの一振りで試合をひっくり返した。
9回は森浦が締めて13セーブ目。新井監督は「秋山のホームランも素晴らしかったけど、その前にいった健矢(鈴木)が本当に3イニングきっちりいってくれた。彼と秋山のヒーローかなと思っています」と勝利を振り返り、「大盛のホームランで流れを持ってきてくれたと思います」と、逆転劇を呼び込んだ一発も高く評価した。












