ドジャース・大谷翔平投手(32)が24日(日本時間25日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、復帰後初となるマルチ安打と打点をマークした。

 復帰2戦目は相手先発が右腕のピベッタとあって打順も1番に復帰。3回の第2打席で外角高めの94マイル(約151キロ)のフォーシームを右前に運び、9回二死二塁で迎えた5打席目はパドレスの絶対守護神・ミラーから快音を響かせた。真ん中やや外寄りに投じられた102・6マイル(約165キロ)の剛速球を振り抜くと、打球は左中間を真っ二つ。打球速度106・8マイル(約172キロ)の弾丸ライナーで、二塁走者が生還して8月18日(同19日)以来となる打点も記録した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督(54)は大谷の状態について「とてもいい状態だと思う。ここ2試合、すごくいい。バットスピードも打席の内容もいい。あの速球をああいう形で打てたのは本当にうれしい。最初の打席(中飛)ももう少しで本塁打だった。非常にいい状態に見えるし、私たち全員にとって心強い」と納得顔。

 1か月以上も打点がなかったことには「そんなに前だったとは気づかなかった」と言いつつ「確かにかなり長かった。負傷者リストに2週間ほど入っていたとはいえ、打点を挙げられて本人もうれしかったと思う。しっかり打球を捉えられたことがよかった。これからもっと出ると思う」と今後に期待を寄せた。

 チームは2―4で敗れて本拠地最終戦を白星で飾ることはできなかった。しかし、すでに地区優勝とポストシーズン進出が確定。シーズンの残り3試合は最後の調整も兼ねた貴重な機会となる。指揮官は「打席数を確保するため。状態はいいし、本人もできるだけ多く打席に立ちたいと思っている」と大谷を3試合とも出場させる方針を示した。ワールドシリーズ3連覇を左右する大谷はどこまで状態を上げられるのか。