パ2位の西武は26日のロッテ戦(ベルーナ)に5―4でサヨナラ勝ちし、連敗を「3」で止めた。
試合は救援陣の誤算が響き、8回を終え2―4。同時刻に行われていたデーゲームで、3位・日本ハムはオリックスに勝利し、このまま試合が終われば〝3位転落〟となる可能性があった。
そんななか、2点を追った9回裏に敵の守護神・横山に束になって襲い掛かった。突破口となったのは、この日5番に入った長谷川だ。先頭でボテボテの二遊間へのゴロを激走&ヘッドスライディングで内野安打をもぎ取ると、続く6番・外崎も左前打でつなぎ、無死一、二塁。同点の走者まで出した場面で、西口文也監督(54)は続く7番・石井一に「犠打」ではなく「打て」のサイン。石井一も「『マジか』と。三振というか、中途半端なバッティングだけはしないように、自分のスイングしよう」と、敵守護神の148キロを左中間へ弾き返し、2者を本塁に生還させる同点の適時三塁打を放った。
この一打で4―4とすると、押せ押せムードの無死三塁から最後はチーム最年長の43歳・中村剛也が決めた。2球目を三塁線に弾き返した左翼線への一振りは「うまいこと、いいところに飛んでくれた」とそのまま左翼前へと抜け、三走の石井一が生還。今季7度目のサヨナラ勝利で踏んばった。中村のサヨナラ打は通算10度目、球団最年長記録を更新した。
この日、54歳の誕生日を迎えた西口文也監督は「途中(中堅のオーロラ)ビジョンにハムさんが勝ったという(途中経過・結果)情報が流れたのでね。何としてもと、選手のみんなも気持ちが出たんじゃないかと思う。2位を狙う意味では非常に大きかった」と満面の笑みで振り返り「一戦必勝で」と力強く語った。












