ソフトバンクは25日のオリックス戦(京セラ)に9―0で完勝し、貯金は今季最多を更新する「40」となった。「3番・左翼」で先発出場した近藤健介外野手(33)が自身初のシーズン100打点を達成した。

 3回、二死一、三塁の好機で打席に立った近藤。「有利カウントから思い切って振り抜くことができた」と、2ボールから甘い直球をとらえると、鋭い打球が二塁手の横を抜けていった。チーム7得点目となる適時打で打点数は「100」に到達。4番の栗原陵矢内野手(30)とともに、チームでは2004年の松中とズレータ以来となる「100打点コンビ」が誕生した。

 近藤にとっては大幅な記録更新だ。23年には打点王を獲得した経験もあるバットマンだが、その年の打点数は「87」。近年は球界の〝投高打低〟の環境もあり、パ・リーグでの100打点は20年の中田(当時日本ハム)と浅村(楽天)以降は到達者はおらず、大台突破は簡単ではなかった。

 それでも今季は開幕からケガなく、順調に持ち前の打棒を発揮。8月中旬には23年のキャリアハイを更新した。今回の大台突破にも「常にキャリアハイを目標にやっている。また来年も超えられるように」と前を向いた近藤。打線の中心として、最後までチームをけん引する。