ドジャースの大谷翔平投手(31)は26日(日本時間27日)に本拠地ロサンゼルスでのカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、7回に12試合60打席ぶりの一発となる6号を放ち、3打数3安打1打点、2得点、1盗塁だった。これまで10打数1安打の天敵カブスの今永昇太投手(32)から2安打するなど上昇ムードだ。

 5―0の7回先頭で大谷は2番手の左腕ミルナーの初球、内角低めの85・7マイル(約137・9キロ)のシンカーを逆方向に振り抜くと確信歩き。本拠地ドジャー・スタジアムのファンは大歓声を上げると一斉に立ち上がった。角度28度、打球速度109・8マイル(約176・7キロ)で左中間に伸びるとそのまま、観客席に飛び込んだ。12試合60打席ぶりの一発は飛距離382フィート(約116・4メートル)だった。11試合59打席ノーアーチは移籍後ワーストだったが、ようやく待望の6号を放った

 今永と3度対戦。初回先頭は四球。2回二死無走者はカウント1―1からの3球目、外角のスイーパーを右前打。5回一死無走者は真ん中のスイーパー捉えて、右翼線を破る二塁打となった

 試合後、ロバーツ監督は大谷を絶賛した。「今日はショウヘイにとっていい日だった。このシリーズ全体が良かったと思う、出塁したり、四球を選んだり、向かい風の中でのあの特大なホームラン。ダブルもあったしね、左対左で。時に左投手が、左打者の調子を戻すきっかけになったりするが、今日も昨日もとても良かった」

 大谷は試合後、中継したスポーツネットLAのインタビューに「構えが一番だと思っている。それが全ての始まりですし、そこが整えばもう少しいい打席が送れるなと思います」と答えた。

 指揮官は「そうだね。数日前に彼と話をしたんだけど、彼の構えが少しずれていると言っていて、自分自身で察知したし、ここ数日は打撃の質が素晴らしいし、選球眼もいい時に戻っている」と語ると復活の理由をこう続けた。

「彼の構えだと思う。構え、向きなどが改善されたんだと思う」

 大谷の確変モード突入は近い。