ソフトバンク・倉野信次チーフ投手コーチ(51)が開幕から1か月間での投手陣の〝立役者〟を語った。

 27日は本拠地みずほペイペイドームで行われた投手指名練習を見守った倉野コーチ。この日で開幕からちょうど1カ月とあり、ここまでの投手陣について「うまくいったところもあれば、そうでなかったところもある。まだ全部が確立できてないので。早く形が決まってくれれば」と振り返った。先発ではスチュワートが不振で二軍調整となったが、大津が3勝を挙げる活躍。救援陣では藤井、杉山が離脱と苦しい中で木村光が10試合で防御率0・93と結果を残した。

 そんな中で倉野コーチが開幕1か月間での〝立役者〟に挙げたのが上茶谷大河投手(29)だった。右腕は開幕直前に救援に回ると、5試合で1勝2ホールド、防御率1・93と好投。スクランブル登板や複数イニングなど、枠にとらわれない起用に対応して高い貢献を果たした。倉野コーチは「上茶谷があそこのポジションにいなかったら、もっと違う結果になっていた試合もいっぱいあったと思う」とその存在価値を表現した。

 そんな右腕の貢献は登板時に限らず。倉野コーチが「投げなかった試合でも、かなり待機はしてもらっている」と語ったように、ブルペンでの見えない貢献度も光った。開幕から救援陣を盛り立てる背番号64。この先もチームに欠かせない役割を果たしていく。