テニス界の〝悪童〟ことニック・キリオス(26=オーストラリア)が17日(日本時間18日)、BNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)の男子シングルス準々決勝で大暴れだ。試合はラファエル・ナダル(スペイン)に6―7、7―5、4―6で敗れたが、プレー中に観客に文句をつけ、さらに〝公開説教〟するシーンもあった。
第1セット6―6でタイブレークに突入し、0―6と一方的な展開となるとキリオスはイライラが爆発。サーブの前に大声で騒ぐ観客に文句をつけ、ペナルティーを取られてセットを落としてしまった。
さらに第3セットの第5ゲーム、またもサーブの直前で声を発した観客に向かって「あんたはテニスが得意か?」と問い詰めた。客が「いいえ」と返答すると、食い気味に「じゃあ、なんでしゃべっているんだ」と声を荒らげた。会場がザワつく中、キリオスは付近で観戦していた米国の俳優ベン・スティラーをラケットで指して「オレは彼に演技を教えないぜ」と吐き捨てると、会場からは笑いが漏れた。
キリオスの蛮行はまだ続く。試合後にはラケットを叩きつけて破壊。それがボールパーソンを務めた少年に直撃しかけるハプニングが起きた。この行為は問題視され、会見で記者団から追及されたキリオスは「意図的ではない」「オレも人間だ」と弁明。その後、SNSで少年に謝罪し、翌日にラケットをプレゼントする約束を交わして一件落着となった。












