阪神は13日の巨人戦(東京ドーム)に10―11でサヨナラ負け。今季最後の〝伝統の一戦〟を白星で飾ることはかなわなかった。

 両軍合計26安打22得点という壮絶な乱打戦。強力なピッチングスタッフを軸にした安定感のある戦いをシーズンを通して継続してきた猛虎としては、珍しい敗戦パターンでもあった。3―6と3点ビハインドの5回に一挙7得点を挙げ、一時逆転に成功したが、ゲーム終盤から自慢のブルペン陣が崩れ、最終9回にGの千両役者・坂本にサヨナラの2点適時打を許した。

 先週7日に早々にリーグ制覇を達成した藤川監督は、残りの〝消化試合〟をポストシーズンに向けた準備期間と捉え、勝敗を度外視したタクトで臨んでいる。とはいえ、そこは生粋のタテジマ戦士にして勝負師。「いい勝負になったんじゃないかなと思います。どっちに転ぶか、いつも分からないので」と冷静にこの日の一戦を振り返りつつ、表情には悔しさのようなものも、にじみ出ていた。

 今季の対巨人戦は17勝8敗という戦績でフィニッシュ。現在セ2位につける巨人とは、CSファイナルステージ(10月13日開幕、甲子園)での〝再戦〟も濃厚だ。