阪神は9日のDeNA戦(甲子園)に0―3で零封負け。クライマックスシリーズで対戦する可能性がある3位・DeNAとの対戦となったが、投打ともに振るわなかった。

 7日には史上最速でリーグVを達成し、歓喜の美酒を存分に浴びた虎ナイン。ビールかけでは用意された3500本が瞬く間に泡と消えた。中でも、桐敷拓馬投手(26)は一直線に相手に噴射する鮮やかなビールかけを披露。他の首脳陣やナインとはひと味違った〝直線噴射〟となったワケを「ちっちゃい時からモータースポーツをよく見てて。そのシャンパンファイトをマネしたって感じですね」と笑顔で明かした。

 熱気にあふれる会場では、大山悠輔内野手(30)ら先輩に加え、藤川球児監督(45)にも〝無礼講〟の集中攻撃を浴びせていた。「貴重な体験をさせてもらってますし、簡単にはできないことなので、恵まれてるなと思います。(今年は)思った以上にスピーディーに、楽しくできました」と笑顔で振り返った。

まるでシャンパンのようにビールを飛ばす阪神・桐敷拓馬
まるでシャンパンのようにビールを飛ばす阪神・桐敷拓馬

 優勝が決まった7日の広島戦(甲子園)では6回のマウンドに上がり、1イニングを2奪三振、無失点。「(登板できて)本当にうれしかったですし、貴重な機会だったなと思います」と充実感をにじませた。

 この日は先発・才木が5回に危険球退場となるアクシデントがあったが、その後は5人の投手で無失点リレー。「(緊急登板の)湯浅がしっかり抑えてくれて、流れを持っていかれずに、試合運びができていたので。自分自身もバタバタせずに臨めました」と振り返った。

 2年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの、約1か月後にはポストシーズンが控える。「ここからが大事ですし、気を引き締めて1試合1試合やっていければ」と冷静に次を見据えた左腕。優勝ムードに浮かれ過ぎず、2年ぶりの日本一奪還を目指す。