2年ぶりとなるセ・リーグ制覇を果たした阪神の祝勝会が、7日深夜に西宮市内で行われ、用意された3500本のビールが一瞬で泡と消えた。

 乾杯の音頭をとったのは選手会長の中野。ビールかけ開始前から、藤川監督、近本らに「きっとええこと言うてくれるはず」とプレッシャーをかけられていたが「ユーショーサイコー!」のシンプルな挨拶でアッサリと済ませる意外なテキトーぶりを披露。しっちゃかめっちゃかな宴は、なし崩し的に始まった。

 21歳の左腕・門別啓人投手も無事に飲酒OKな年齢になったとあり、ビールかけに参加。前夜6日の広島戦(甲子園)では4回1失点で降板と、不完全燃焼な内容で終わっただけに「結果には満足していませんが…。ここに参加することができてうれしいです」と少々控えめ。だが、横から乱入してきた虎のヤンチャ小僧・森下に「勝ったから良しとしましょう!」ビール瓶を強引に口に突っ込まれ、ありがたく先輩からの美酒に喉を潤した。

 この日の一戦で危険球退場となってしまった先発の才木浩人投手(26)は「不完全燃焼です。どういう感情でビールかけしたらいいか分からないです」としおらしい態度。だが、この一幕で横から乱入してきたのは女房役の坂本誠志郎捕手(31)。「円陣で頑張ろうと言ってたのに、ひとり途中で退場しましたね。そういうとこ、もってねえなと思います」とヘベレケ顔で容赦なく相方をイジり倒した。