巨人が9日の中日戦(バンテリン)に2―4で敗れ3連敗。4月3日以来の借金1とすると、同7日以来となるリーグ4位に転落した。

 悪い流れを断ち切れなかった。先発の田中将は両チーム無得点で迎えた2回に3つの四球を与え一死満塁のピンチを招くと、田中に適時打を浴びて先制点を献上。5回一死三塁の場面ではカリステの内野ゴロから三走を挟殺プレーに持ち込むも、田中将が走者と接触し転倒したことで走塁妨害と判定され、走者は本塁生還。さらには村松、細川と連続適時打を浴びてこの回一挙3失点となった。

 田中将は5回4失点に終わったが、打線もなかなか援護できず…。この日から一軍に復帰した丸が8回に1号2ランを放ち一矢報いたものの、反撃はこれが最初で最後。投打がかみ合わないまま敗戦となった。

 阿部慎之助監督(47)は「無駄な四球とミス。今の流れを象徴してたなっていうのが出てしまいましたね」と序盤を振り返ると、先発右腕については「こういう流れの中で大胆にいこうっていうのはなかなかできないけど。慎重になりすぎてしまったってのはある。次の登板ではチーム状態も変わってると思うし、それで勝ちをつけられるようにしてあげて欲しいなと思います」と評した。

 一方で、頼れるベテラン・丸は復帰戦から発奮。「みんな、何とかこの流れを変えようと思っている。今日勝つために、その日その日で必死にやっているのは分かるんでね。なんとか勝ちをつけて、なんとか流れを持っていきたいですよね。それだけです」と意地の一発を称えながら、チーム状況の好転に期待を寄せた。