「今季は村上と2人でしっかり先発ローテを回りながら、ここまで来れたので。そういう意味では2年前より優勝に貢献できている実感は強いですね」
セ・リーグ独走Vを果たした阪神先発陣の大黒柱・才木浩人投手(26)は今季ここまで22試合に先発し、投球回数もセ5位の「144回2/3」。主戦投手としてローテを守り続けた上でのリーグ制覇に、充実感を漂わせた。
「自分は大竹さんみたいにうまくピッチングができるタイプではないので。あるもの全部を出してゴリ押し、ゴリ押し。相手も分かっているところで勝負していかなきゃならない」。対戦チームの研究が重ねられる中、自身の生命線である直球に磨きをかけて今季も12勝をマークし「直球のアベレージや中央値も上がってきている」と手応えを口にした。
「今でも気持ちがそのまま態度に出てしまうことがある。途中交代させられた時に、マウンド上でちょっとふてくされて帰るとか。そういうのは自分の中で反省しなければならない」。ただ、リーグ優勝と日本一を達成した2年前とは、チーム内の立ち位置も大きく変わった。
「(一軍には)門別、伊原もいますが、ファームにはもっと若くて頑張っている伸びしろのある投手が多い。たまに(ファーム施設の)SGLにいくと、ほとんどが自分より若い選手なので。見ている子もたくさんいるし、僕と村上が手本にならないといけない」
昨オフの契約更改の場では、ポスティングシステムで米球界へ早期に挑戦したい意向を示した。「欲というかエゴじゃないですけど、自分の中での向上心は絶対に必要だと思う。どんどん自分の欲に従ってやっていけたらいいんじゃないですかね。今後ももちろん」。目指すべき場所が高いところにあるからこそ、心身の成長はまだまだ止まらない。












